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パーキンソン病と運動療法

運動すると頭が良くなる


運動を継続的に行うとで、脳の容積が大きくなり、トレーニングで使われた脳の領域で、神経細胞が増えることが証明されています。

丘の上のジョキング

運動することで「思考力」や「学習能力」、「集中力」や「記憶力」、「モチベーション」「コミニケーション力」…など、多くの能力が高まるのです。具体的には、脳のエネルギーを持続的に生み出す、脳細胞ミトコンドリアが増える。自律神経が整い、心と体の健康になる。身体機能や認知機能が高まり、様々な良い影響があります。
 
小さい頃、勉強のできる奴は体育の時間も活躍していて、成績優秀なやつは運動部の主将でもあったりして、自分と比べて子供ながらにへこんだものだ。当時は、このことに疑問はなく、優秀な人間はすべてに優秀で、「かなわない」という思いだった。
 
今から20年位前に出版され、当時かなり話題になった本なので、知っている方もいると思いますが、『脳を鍛えるには運動しかない!』の著者(ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士)の本で、「学習能力」と「運動能力」のふたつの力には深い関係があることが証明されました。また、国内外の研究でも、有酸素運動トレーニングを行うことで、記憶をつかさどる海馬が大きくなることや、継続的な運動が脳の認知能力を強化するということが明らかにされています。
 
だからといって、運動をしたら、急に成績が上がるわけではなく、運動はあくまで、脳が学習するための準備で、運動後すぐに学習することが大切です。運動しすぎで疲れて勉強できないといというのでは意味がないのです。運動して脳の準備を整えてから机に向かって何か新しいことを覚えようとすると、脳に入ってくる刺激が神経細胞(ニューロン)の結合を強めていく。そうしてできた脳の回路(シナプス)は情報が何度も通ることでさらに強くなる。繰り返し人が通ううちに森の中に道ができてくると同じことだといえます。
 
これは、運動を終えたときに脳の血流が増し、思考力や集中力が急激に高まるからと言われています。さらに、運動を継続的に行うと、脳の容積が大きくなり、トレーニングで使われた脳の領域で、神経細胞とシナプスが増え、より多くの情報を早く伝達できるようになることを意味しています。つまり「頭が良くなった」ということです。