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パーキンソン病と運動療法

僕がパーキンソン病を発症した理由


持病の「冷え性」で座骨神経を患い、人間ドックで「PSA」の数値に踊らされ、不信と不安、ストレスを抱え込んだ結果?

パーキンソン病のカード

20174月、後継者の問題もあり株式会社ページワンを売却した。会社を譲渡するのは以外と大変で、M&Aなどの関係会社との折衝や資料作り、過去3年分の財務資料や経営状態など、「こんなものまで用意するの?」と、つっこみを入れながら、資料作りや事務作業に追われ多忙な日々が続いた。無事に会社譲渡の調印式を済ませ、新しい経営陣に会社を委ねた。この瞬間ストレスや緊張から一気に解放されたのか、身体の力が抜けていく感覚で、オーバーに言うと抜け殻のような感じ。カナ(?)。
 
売却後は、しばらくは会社の顧問として席を置いていた。新しい社長とクライアントまわりをする中、左足が痺れて痛くなり5分歩くのがやっとという状態になってしまった。近所のクリニックで診てもらい坐骨神経痛という診断だった。20年以上もコンピューターの前で座り放しの仕事をし、さらに、運動不足も重なり、以前からひどい冷え性に悩まされていた。冷え性からくる坐骨神経痛ですね。という、その説明に納得し、病状を改善するため、漢方薬を処方してもらい「鍼灸院」に通ったり、マッサージを受けたりもしたが、痛みや痺れの状態は変わらず、外出も困難になっていった。
神経ブロックの注射も何度か試みたが全く効果は無く、クリニックの先生も不安になったのか、大きい病院で精密検査をすることを勧められた。紹介状を書いてあったその病院は、代々木八幡にあり、地方からも脊髄手術のため多くの患者がくるという「参宮橋脊髄外科病院」という有名な病院だった。
 
レントゲンやMRIを撮り精密検査をしたところ、椎間関節(L4/5)の部分に大きい嚢胞(のうほう)が出来ていて、その嚢胞が神経を圧迫し、足のしびれや痛みを引き起こしていることが判明した。すぐに「椎間関節摘出手術」をするために5月下旬に入院。背中から、内視鏡手術で腰椎の骨ごと嚢胞を摘出するという、それなりに大変な手術ではあったが無事成功。先生の腕は良かったが、病院食はひどかった(笑)。
一週間後の退院時は、スキップして帰れるくらい軽い足取りだった。入院前のあの辛かった痛さは何だったんだろう? 

恐ろしや「外科手術」。ありがたや!ありがたや!!

時間にも余裕ができたこともあり、初めて「人間ドック」を経験した。特に悪いところは無かったが、ひとつ気になる数値が血液検査「PSA」の数値で、上限が「4」のところ「6.32」で、今すぐどうにかなるということではないが、念のため精密検査を進められた。後日、紹介状を持って五反田にあるNTT東日本病院に診察に行った。診察室にはいるなり、若い先生はその数値を見て、

いきなり「前立腺ガンですね」といい払った。 

精密検査をする前に「疑いがあります」ではなく、言い切ったのである。「癌」だけに「ガーン!」とショックを受けた。座骨神経痛が良くなり、ホッとする間もなく、今度は癌。冷静さを装ってはいたが、かなりのショックだった。それ以来、この病院に良いイメージを持てないが…。まぁ、どんな良い病院でも先生次第だけどね。などと、ここで文句を言っても仕方ないけれど、なにをするにしても人間次第なんだよね~。
 
しかも、検査日程は1ヶ月先だという。この病院はやめにしよう。それからというもの「PSA」や「前立腺ガン」のことを、またまた、Google先生のお世話になり少しずつ、病気の理解を深めていった。横浜に前立腺ガンのHIFU(ハイフという名前で、手術することなく超音波で行う根治的治療)という治療があることを知った。7月、横浜のクリニックを訪ねた。この時のPSAの数値は「5.687」で、少しホッとしてとても嬉しかった。生検検査を始めCT検査、骨シンチ全身検査などを受け、生検で癌細胞が発見された。グリソンスコア及びTNM分類では初期症状ということだったので、しばらく経過観察することになった。
 
検査続きで、身体的にも精神的にも相当ダメージを受けた。食欲も無く、身体がだるく、毎日ベットでゴロゴロ横になる時間が増えていった。その後も毎月「PSA」の数値を調べて、上下する数値に踊らされ一喜一憂する日々が続いた。お陰さまで、4ヶ月で10Kgも痩せてスマートになった。打たれ弱いボクです。
余談だが、近年は、このPSAの数値で前立腺ガンの判断がされるようになり、前立腺ガンの患者が急激に増えているという。僕は、この根拠や判断基準が曖昧な「PSA」の数値が信じられない。「不信」や「不安」、「ストレス」を徐々に抱え込んでしまった。
 
そうこうしているうちに、右手が震え始め、その後、右足も震えがひどくなり、「パーキンソン病」の振戦を疑った。201710月、東京都立多摩総合医療センターで診察を受けることになった。 


キュービック

病気の早期発見ポイントは?

神経伝達物質ドーパミンの不足によって、様々な運動障害が引き起こされる疾患ですが、最近の研究では、運動の障害より先に、便秘、嗅覚低下、うつ、レム睡眠行動症などが良く前触れとして現れることがわかってきました。手の震えがあり、かつ、これらの症状が思い当たる場合は、より積極的に受診することをおすすめします。 
 
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